父親力
正高信男
正直言って、ちょっと難しい内容。サブタイトルは「母子密着型子育てからの脱却」。「父親はかくあるべき」のようなことではなく、現代の子育てに欠けているものの一つが父性であると訴えている。かといって父性とは何かという定義を書いてあるわけでもない。母子密着型育児では、死の恐怖を感じさせたり、ストレス耐性を身に付けたり、という体験が現代社会には足りない。それこそ父性が担うべき役割ではないかという論旨。
◎グッきたひと言...「社会化をめざし、自然のなかへのり出していくためには、親がまさにそこへ出かけていく姿を子どもにさらさねばならない」(父親との会話量が多い子どもほど、父親の社会的立場を理解し、将来父親のようになりたいと思っているという調査結果を受けて)


