ためになる本紹介 父親書房

おおたとしまさが実際に読みあさった育児関連本数百冊以上の中から、おすすめの本だけをピックアップして紹介します。
しつけ、夫婦関係、心理学など、ジャンルごとにソートできます。

笑われ力

おおたとしまさ

おおたとしまさの著書。
笑われ力とは飾らず、威張らず、強がらず、素の自分をさらけ出せる力。
笑わせようとするのではなく、笑われる意識、人をネタにするのではなく、自分をネタにするスタンスです。
お笑い芸人のような爆発的な「笑い」が笑わせることを目的にしているのに対し、「笑われ力」が生む自然な「笑い」は「心地良い人間関係」を築くためのプロセスに過ぎません。
大爆笑は不要です。
家庭の中でもムカッ、イラッはつきもの。
そんなときに、笑われ力でやり過ごす育児スタイルを「笑われ育児」と呼んでいます。
笑われ育児のスタンスを身に付けると、無敵のパパになれます。
敵をなぎ倒す無敵ではなく、敵がいなくなるという意味で、無敵です。

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母の作法 親として、女としてのふるまい

辰巳渚

『「捨てる!」技術』の著者が子育て中の母向けに書いた本。ママ向けに書かれているので、パパには直接関係ないのですが、ママの意識を知る上では非常に参考になります。そして、「そうそう、こうしてくれるとうれしいのに」と日ごろ思っていてもいえないことが書かれていたりすると、この本をわざとダイニングテーブルに置き忘れてみたりしたくなります(笑)。

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父の作法 妻が望む10のこと

辰巳渚

『捨てる技術!』の著者が書いた父親のための指南書。ズバリズバリと的を射たアドバイスが書かれていて、思わず「ハイ、わかりました」と頭を下げたくなることばかり。
といって、あれもやれこれもやれということが書かれているわけではなく、子どもを思い、妻を思い、父として凜とさえしていれば、肩の力を抜いていてもいいということが伝わってくるでしょう。

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ポジティブ・ディシプリンのすすめ

ジョーン・E・デュラント

ディシプリンとはしつけのこと。しつけという日本語には「仕付け」という漢字と「躾」という漢字の2種類があります。「仕付け」は、「仕付け糸」というように、本人の意志は関係なく、他人様に迷惑をかけないように押さえつける意味ではないかと思います。一方「躾」は自ら身を美しく保つコツを学習することではないかと思います。この2つがごちゃまぜに語られるからややこしい「しつけ論」が始まるのだと思います。と、持論を展開してしまいましたが、ポジティブ・ディシプリンとは「躾」のほう。子どもの発育を知り、子どもの気持ちにより添うことで、手をあげたり、叱ったりすることなく躾ができるという主旨です。躾は親の知識と洞察力とテクニック次第だということです。
この本は国連「子どもの権利条約」の基礎を作ったセーブ・ザ・チルドレンという団体により発行され、世界15カ国で活用されています。いわば、躾の世界基準といえるものです。

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パパルール

安藤哲也、小崎恭弘(NPO法人 Fathering Japan編)

このサイトの強力なサポーターでもあるNPO法人「ファザーリング・ジャパン」の公式テキスト。パパとしての心構え、心づもりに役立つことが101ネタ、オムツ替えのことから、哲学的なことまで縦横無尽に語られています。
パパとしての基準みたいなものに迷ったら、読んでみてください。

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