家庭円満のコミュニケーション術
Step 1 相手を受容する
家族同士の会話や態度にイラッときたとき、
ことを大きくしないためにはまず、口をつぐむことがいちばんです。
そして、一息ついたら、次のようなステップで危機を回避しましょう。
こちらがムカッ、イラッと感じるときは、たいてい相手も不機嫌なときです。
ムカッとしたからといって、そのままその感情を相手に返してしまっては火に油です。
そんなときは、100歩譲って大人になって、相手の不機嫌を受け止めてあげましょう。
だからといって「どうして不機嫌なの?」などと聞いてはいけません。
たいていの場合、どうして不機嫌なのか、
不機嫌な本人がいちばんわかっていないのですから。
相手が文句や愚痴を言ってくるならしめたものです。
「そうか、そうか、なるほど、○○○と思っているんだね」と
不満や不安をそのままオウム返ししてあげればいいのです。
このとき、自分の感情はどこか脇に置いておいて、
まるで他人になりすまして深くうなずきながら、
言葉だけではなくて全身で共感を示すとより効果的です。
これを心理学用語で受容といいます。
すると、不思議や不思議、相手の表情からいらだちや怒りが消えていきます。
100歩譲ったきりのこちらとしては面白くない気もしますが、
「こちらが大人になって譲ってあげた」と心の中で思っていれば、
いらつきや怒りも多少はやわらぐはずです。


