家族問題に悩んだら
家族の中に問題を解決する力がある
もし、今、あなたが、すでに家族問題に悩んでいるとしたら、 どうしていいのかわからなくて困っているとしたら、 次のような考え方をしてみてください。 心理カウンセリングでは「その人の中に問題を解決する力がある」という考えに基づいて、 本人自信が問題の本質に気付き、自ら解決に向けて歩み出すのを援助します。 個人が自分の中に問題解決の力を備えているのと同じように、 家族というひとつの有機体にも問題解決の方法と能力が 備わっていると考えられないでしょうか。 しかし、家族は複数の人格によって構成されているので、 問題そのものも家族ごとに別々の捉え方をしている場合がほとんどです。 それが家族の問題解決を困難にします。 これを個人に例えてみましょう。 ある人が風邪をひいたとします。 頭のある部分では、 「明日までに仕上げなければならない仕事が終えられないかもしれない」 と焦っています。 また、別の部分では 「このひどい頭痛をどうにかできないのか」 と肉体的な辛さを気にしています。 また、ある部分では 「病院に行くべきか、家で休むべきか」 という治療の方針を考えています。 風邪である事実はひとつですが、それが元でもたらされる「問題」をいくつも抱え、 一度に考えていると、どれも実現できないでしょう。 まして、「どうして風邪をひいたのか」と、 「原因」を考えていても何一つ「問題」は解決しません。 (今後、風邪をひかないための対策は、風邪が治ってから考えればいいでしょう。) いくつもある「問題」の中で優先順位の高いものを客観的に見極め、 ひとつひとつクリアしていくことがすべての問題を解決する近道であるはずです。


