しつけに悩んだら
「しつけ」には「段取り」が必要
しつけとは、子どもを、親が「子どもにはこうなってほしい」と思う理想像に近づけることとも言えるでしょう。 しかし、「こうなりなさい!」と言ってすぐにそうなるはずはありません。 最初から理想像を押しつけるのは酷というものです。 水泳に例えてみましょう。 例えば、25メートルしか泳げない人に、いきなり「500メートル泳げなければダメ!」と叱っても、怒鳴っても、叩いても無駄です。 25メートルしか泳げない人に、500メートル泳げるようになってほしければ、まず30メートルを泳げるように練習し、50メートル、100メートルと、徐々に距離を伸ばしていき、時間をかけて500メートルに到達するしかないでしょう。 しつけも同じではないでしょうか。 作戦もなく、ただ「こうしなさい!」というのでは、理想の子ども像に無理矢理押し込めているだけです。 「こうなってほしい」という理想像と、現在の子どもの状態を見比べて、どこをどう伸ばしていけば理想像に近付くのか、作戦を練り、粛々と遂行することがしつけなのではないでしょうか。 厳しくするかどうかではなく、いかに先を見通して段取るかが親の「しつけ力」の見せ所ではないでしょうか。


