妻に八つ当たりされるときは
相づち、イタネギ、オウム返し
だから、ママが弱音や愚痴を言い始めたら、「解決モード」をOFFにして、話を聴きましょう。
さらに下記3点に気をつけると、「上手な聴き役」になることができます。
1 相づちを打つ・・・「うん、うん」「なるほど」などと無難なことをいいながら頷いてあげると、それだけでママは話を聴いてもらえている気になります。
2 イタネギ・・・いたわりとねぎらいのことです。「それは大変だったね」「よくやっていると思うよ」と、共感します。するとママは、「この人は私の気持ちを分かってくれている」と感じます。
3 オウム返し・・・ママが言った言葉をそのままリピートします。例えばママが「○○だと思うのよね」と言ったなら、そのまま「○○だと思うんだね」と言います。腹の底から同意したりする必要はありません。ただ、言われたことをそのまま繰り返すだけでいいのです。それだけで、ママは、「この人は私の言葉をちゃんと最後まで聴いてくれている」と感じるようになります。
そうやって、一通りの話しをし終わると、ママは心の異物を全て吐き出して、勝手に冷静な状態に戻ります。
そして自分自身で解決策を見出して、「あなたに話しをしても何も解決しないわ!」なんていって、お風呂に入っていきます。
それでいいんです。
ただし、パパも仕事で疲れて、心に余裕がなくなると、なかなかうまくはいきません。
ある調査によると、男性が、妻の愚痴に付き合える時間のリミットは平均15分程度であるとのことでした。
なるべく心に余裕を残した状態で帰宅したいから、世の男性たちは、自分の心の異物をお酒で洗い流してから、家路につくのですよね(笑)。