2009年07月17日
娘に「タバコ臭いから遊ばない」と言われてしまった。(30代2児のパパ)
【相談主旨】
娘にパパはタバコ臭いから遊ばない、と言われました。
娘とは遊びたいのですが、禁煙はしたくありません。
禁煙以外で以外でどうすればよいでしょうか?
ちなみに、チョコ&おもちゃを買って上げるという安易な手は通用しませんでした。
(Iさん:30代2児のパパ)
【初回お返事主旨】
(前略)
禁煙も現実的ではない、チョコやおもちゃでも通用しない。。。
チョコやおもちゃが通用しないというのは娘さんもかなりしっかりしているお子さんではないでしょうか。
そこからすると、パパとのかけひきで何か得をしようという打算ではなく、本当に「遊びたくない」思いがあるのでしょうね。
ちょっと、私の個人的な推測をお話ししても良いでしょうか。
「たばこ臭いから遊びたくない」という娘さんの言葉の真意を推測すると3つの可能性があるのではないかと感じました。
1 純粋に臭いからタバコをやめてほしい
2 純粋に遊びたくない口実としてタバコの臭いを言い訳にしている
3 タバコは体に悪くて、死ぬこともある。大好きなパパが体をこわしてはイヤダからなんとかやめてほしい。本当は自分だってパパと遊びたいのだけど、パパを守るために私がタテとなってパパのタバコをやめさせる決意がある
「タバコ臭いから合いたくない」と誰か大人の友だちに言われたら、きっと「おやっ?」と思って、上記のようなことを思い巡らしますよね。
小さなお子さんであっても、いや、小さなお子さんほど、文字通りの意味の奥にいろいろな複雑な感情を持っていることがあるのではないかと思います。
小さなお子さんの場合、自分の複雑な感情をうまく言葉に置き換えることができないので、表面的な意味だけでなく、言葉の奥にある真意を親がいかにくみ取れるかが重要になってくると私は思っています。
Iさんご自身は娘さんの言葉の真意をどう捉えていますか?
そうこうしているうちに、なにごともなかったかのように、「パパあそぼ!」と行ってきてくれるのも、また子どもです。
仮にそうであったとしても、一般に、子どもが自分との距離を遠ざけたり、逆に縮めたりしたときには何かがあるサインです。
それをただ単に見逃してしまうのと、気付き、親としての思慮を巡らせた上で、結果オーライとなるのとでは、きっと今後の親子関係に大きな違いが出るのではないかと思っています。
今回、Iさんが敏感にそれを感じ取ったことは親としてすばらしい感性をお持ちなんだなと思います。
(後略)
【その後】
しばらくして、「実は最近変化がありました。前に言っていたタバコ臭いから遊ばないなんてどこふく風、最近はアソボ、アソボうるさいです」というお返事をいただきました。
「よくよく子どもの言っていることを注意深く聞いてみると、どうも私が忙しすぎて週末も家にいないことが多かったことから、すねていたようです」とのこと。
Iさんの仕事が一段落付いて、週末に2日間一緒にいることができたら、とても喜び、生き生きしていたとも書かれていました。
遊びたいのに遊べないさみしさをごまかすため、逆にパパを遠ざけるような言動をとっていたようですね。
表面的な子どもの言動に大人が振り回せれると、ますますことが大きくなってしまいます。
今回、Iさんが子どもの気持ちの微妙な変化に「あれっ?」と気付いたことはとても立派なことです。
どんなに忙しくて一緒に過ごす時間が少なくても、子どもは常に、無意識のうちに親へのメッセージを送り続けています。
それは言葉の上でのメッセージだけとは限りません。
急にべたべたしてきたり、急に距離を保つようになったり...。
子どもが親との距離を変化させるような言動をした場合は、なんらかのサインです。
それに気付くのと気付かないのとでは大違い。
そして、もし、子どもの揺れ動く気持ちに気付いたら、親が勝手な思い込みであれこれ対策を考えるより、じっくり子どもの本心を聞くことが最優先だと思います。
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