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元気になる映画紹介 シアターふぁー座

パパががんばる映画を紹介します。映画だからといってスーパーヒーローのようなパパばかりではありません。
パパとしての方向性や自信を失ったときなどに見ると元気が出ますよ。

『I am Sam/アイ・アム・サム』

父親であろうとする純粋な気持ち

サムは知的障害を持つ男。そのサムがアクシデントのように父親になってしまった。母親は出産直後に失踪。お金の計算も読書もままならないサムだが、友人たちの協力を得て、娘のルーシーを育てるが...。ルーシーが7歳になったとき、ソーシャルワーカーによって「父親としての能力に欠ける」と判断され、ルーシーを奪われてしまう。かけがえのないルーシーをサムはどうしたら取り戻せるのか。

◎ダメパパ太田がいちばん泣いたシーン......自分がサムよりも上手に本を読めることにためらいを感じ、本を読もうとしないルーシー。それを見たサムが憤りながらも、「ルーシーが上手に本を読めるようになることがうれしいんだ」と父親として普遍の思いをたどたどしいことばで必死に伝えるシーン。父親としての自分の能力の限界に気付きながらも父親であろうとするサムの純粋さに父親としての喜びの核を見た気がする。
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『クレイマー、クレイマー』

突然ママに出て行かれたら...

家庭をかえりみず、仕事一辺倒のテッドが帰宅すると、ジョアンナが荷物をまとめて家を出て行った。何も知らないビリーはベッドですやすや。そして、翌朝からテッドの奮闘が始まる。慣れない家事や育児に振り回され、出世にも失敗したテッド。しかし、テッドとビリーの間にはいつしか深い絆が結ばれていた。と、父子生活も板に付いてきたそのころ、ジョアンナがビリーを引き取りたいとテッドの前に現れる。「誰かの娘や妻ではない自分自身を見つけたい」というジョアンナのことばは現代のママたちにもそのままあてはまる気持ちではないだろうか。

◎ダメパパ太田がいちばん泣いたシーン......裁判で負け、ビリーを引き渡すことになったテッド。そのことを聞かされ泣きじゃくるビリーに、ママのところで楽しく過ごすんだと諭すシーン。やっと気付いた父親としての喜びを奪われるテッドの悲しみと、パパとママの両方の愛情を痛いほど感じながら、大人の都合に翻弄されるビリーが味わう無力感が同時に迫ってくる。
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